@article{oai:swu.repo.nii.ac.jp:00006955, author = {ロット, フィリヤン and Roth, Filiyan}, issue = {46}, journal = {昭和女子大学女性文化研究所紀要, Bulletin of the Institute of Women's Culture Showa Women's University}, month = {Mar}, note = {本稿では、現代カンボジアでの基礎教育すなわち9年間の無償の学校教育に関し、女子の中途退学率が高い要因について論じる。学年が上がるほどその率は高くなる。貧困によるやむを得ない退学は減っており、それに代わる主な要因として「就学開始の遅れ」「高い欠席率」「留年」「勉学意欲の低下」「正規雇用に対する低い願望」「家事」「両親の低学歴」「学校までの距離」「安全上のリスク」、そして「早婚」があげられる。筆者はこれらの理由に加えて、幼い頃からの女子に対する文化的抑制と社会規範が学業継続の選択に影響を及ぼすと考えている。興味深いことに、これらは、実際には家庭内の女子に対する差別であるという、親たち年長者の認識を伴っていない。さらに、将来に向けての教育の質や雇用機会に対する期待が極めて低い点も、女子が学業を達成できなくなることに大きく影響している。}, pages = {71--79}, title = {Cultural Strains and Social Attitudes towards Girls’ Basic Education in Contemporary Cambodia}, year = {2019} }