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古糊生成過程における微生物調査
https://swu.repo.nii.ac.jp/records/2407
https://swu.repo.nii.ac.jp/records/240738a32e9c-a4e4-4eb1-9646-e5b7f1538fa6
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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KJ00004311190.pdf (1.3 MB)
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Item type | [ELS]紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1) | |||||
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公開日 | 2017-02-16 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 古糊生成過程における微生物調査 | |||||
言語 | ja | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | A Study on related microorganisms in aging process of wheat starch paste | |||||
言語 | en | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||
資源タイプ | departmental bulletin paper | |||||
雑誌書誌ID | ||||||
収録物識別子タイプ | NCID | |||||
収録物識別子 | AN10474552 | |||||
著者 |
藤波, 朋子
× 藤波, 朋子× 高瀬, 亜津子× 飯野, 久和× 大沢, 眞澄× FUJINAMI, Tomoko× TAKASE, Atsuko× IINO, Hisakazu× OSAWA, Masumi |
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著者所属(日) | ||||||
言語 | ja | |||||
値 | 金沢文化財保存修理研究所 | |||||
抄録(日) | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | 本調査では、古糊の生成過程の微生物の関与を把握するために、金沢文化財保存修理研究所の調製した新糊と、貯蔵過程の古糊及び上層水を試料として、各々の微生物相を調べた。その結果、生成過程にある糊および糊上の水のpHは大寒の水交換時には貯蔵年数の多少にかかわらず3.0前後まで低下していることが確認され、貯蔵1年目より微生物によって生成された有機酸等により静菌作用が働いていることが推察された。しかし、その作用は1年よりも短い期間で既に発現していると予想されたため、その時期の確定および関与する微生物の確認には、年間を通しての微生物の挙動およびそれに伴う貯蔵環境の変化について、より詳細に調査することが必要であると考えられた。また、比較的低温下でも生育が認められる微生物が多く分離されたことから、冷暗所に貯蔵中も微生物による緩やかな関与を受けている状態であることがわかった。このことから、微生物の関与速度をより詳細に検討することにより、糊の熟成との関係をより明確にすることができると考えた。さらに、分離菌の菌体外への酵素生産性は弱かったことから、低温度環境下における微生物によるデンプンの低分子化は、非常に緩やかに行われることが示唆された。これらのことから、古糊生成過程における微生物の主要な役割は、微生物生育に伴うpH低下で生じる静菌作用や菌膜形成による菌股下環境の制御による、糊に関与することのできる微生物種の選択及び微生物量の制限等の、糊熟成のコントロールにあると推察した。研究試料について、色々とご指導いただいた、金沢文化財保存修理研究所所長 川口法男氏をはじめ、馬場秀雄氏、荒木史氏に感謝いたします。なお、本研究の一部は日本文化財科学会第15回大会(講演要旨集P61,190-191(1998年))、文化財保存修復学会第20回大会(講演要旨集P40,116-117(1998年))にて発表した。 | |||||
言語 | ja | |||||
抄録(英) | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | The microflora in aging process of wheat starch paste into Furu-Nori under the definite storage condition was examined. Six paste samples, prepared every winter during six years from 1992 to 1997, and ralated materials that were water layers on each of the pastes and so on were used respectively in this study. All samples were examined for pH and microflorae such as total bacteria, acid forming bacteria, fungi, and yeast, including starch utilizing microbes. The pH of samples showed about 3.0 in spite of their storage times. Eighty two strains from samples belonged to mostly mesophiles, but they were possible to grow at 10℃. All strains were grown up in soluble starch medium (SYP-ager) and also measured for enzyme productibilities; α -amylase, β -amylase, glucoamylase, and isoamylase, for proving evidence of some activities against to the aging process of starch paste. As a result, the activities of α -amylase were shown in all strains, but that of β -amylase and glucoamylase were not. The activities of isoamylase were recognized in some of filamentous yeasts. It was concerned that the molecular sizes of wheat starch became lower and to be fixed slowly by the enzyme production from some filamentous yeasts as isoamylase producer under the low temperature. | |||||
言語 | en | |||||
書誌情報 |
ja : 昭和女子大学大学院生活機構研究科紀要 en : Bulletin of the Graduate School of Human Life Sciences, Showa Women's University 巻 10, p. 31-42, 発行日 2001-03-31 |
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表示順 | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | 6 | |||||
アクセション番号 | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | KJ00004311190 | |||||
ISSN | ||||||
収録物識別子タイプ | PISSN | |||||
収録物識別子 | 09182276 |